「今年はもう半分終わってるし、成績をつけ始めるなら来年からかな」
草野球チームでよくある話です。ただ、この「来年から」は、けっこうな確率でそのまま来年も再来年も来ません。
この記事では、シーズン途中から成績をつけ始めても大丈夫なのか、そして無理なく始めるための3つの方法を紹介します。
草野球の成績は途中からつけてもいい?
もちろん問題ありません。
草野球は公式戦の記録を提出するわけではないので、「開幕から全試合そろっていないと無効」というルールはどこにもありません。
今日から始めれば、今日以降の記録は残ります。
逆に「開幕から記録していないから来年にしよう」と考えると、来年の開幕にまた同じことを考えることになりがちです。中途半端でも今から始めたほうが、結果的に多くの記録が残ります。
方法1:過去の試合を遡って入力する
スコアブックや大会サイト、LINEのやりとり、スマホに残った写真などに記録が残っているなら、過去の試合を入力していく方法です。
シーズンの最初から数字がそろうので、いちばんきれいな形になります。
ただし注意点が2つあります。
すべての試合を完璧に復元する必要はありません。
記録がはっきり分かる試合だけ入力して、残りは飛ばしても構いません。「7試合中4試合ぶんだけ入力した」でも、何も入力しないよりずっといい状態です。
そしてもう1つ。
記憶だけを頼りに、ヒットやエラー、打点を推測で入力するのはやめておきましょう。
曖昧な数字が混ざった成績は、後から見たときに信用できなくなります。分からない試合は、入力しないほうがきれいです。
方法2:次の試合からスタートする
いちばん簡単な方法です。
過去は過去として割り切って、
「次の試合から、正式に記録を始める」
とチームで決めてしまいます。
このとき、「今シーズンは○月○日以降だけの記録」だとチーム内で分かるようにしておけば、後から成績を見返したときに混乱しません。試合数が少なく見えても、途中開始だからだと分かれば問題ありません。
過去の入力作業がゼロなので、いちばん挫折しにくい方法でもあります。
方法3:今シーズンは試運転、来季から本格運用する
残りの試合を「練習期間」と割り切って使う方法です。
成績管理は、始めてみると細かい迷いがいくつも出てきます。
- 入力は誰がやるのか
- どこまでの項目を記録するのか
- 試合後すぐ入力するのか、後日まとめてやるのか
- チーム全員に成績を公開するのか、一部だけにするのか
これらは頭で考えるより、数試合やってみたほうが早く決まります。
残り3試合を使って運用を固めておけば、翌シーズンは開幕から迷いなく回せます。草野球チームにとっては、これがいちばん現実的な始め方かもしれません。
最初から全部の成績を記録しなくてもいい
紙やExcelで自分たちで管理するなら、最初は残したい項目だけに絞って構いません。
- 打席
- 打数
- 安打
- 打点
- 四死球
- 三振
このあたりから始めて、慣れてきたら二塁打・三塁打・盗塁などを足していけば十分です。項目を増やしすぎると、入力が面倒になって続かなくなります。
なお、アプリを使う場合は少し事情が変わります。例えば My Success は、打席ごとに「単打」「四球」「三振」といった結果を選んでいく方式なので、打数や安打数を自分で数えて入力する必要がありません。打数も安打も、選んだ結果から自動的に決まります。
自分たちで表を作るのか、アプリに任せるのかで、決めるべきことが変わってくる、ということです。
成績管理で一番大変なのは「計算」
続かなくなる原因は、たいてい入力そのものではなく計算のほうです。
紙やExcelで管理していると、試合のたびに
- 打率
- 出塁率
- 長打率
- OPS
- 防御率
- シーズン合計
- 通算成績
を更新する必要が出てきます。特にOPSや防御率は、1試合ぶん足すたびに全員分を計算し直すことになります。
アプリを使えば、試合ごとの記録を入力するだけで、この集計は自動で行われます。My Success の場合、打席ごとの結果と投球回・自責点を入力しておけば、打率・出塁率・長打率・OPS・防御率はすべて自動で計算されます。
「計算が面倒だからやめた」が起きにくくなるのは、途中から始めるうえで地味に効いてきます。
記録は後から面白くなる
成績管理は、その日の打率を確認して終わりではありません。
試合数が積み上がってくると、
- シーズンを通した成績
- チーム内でのランキング
- 去年のシーズンとの比較
といった見方ができるようになります。My Success でも、チーム内ランキングを見たり、シーズンを切り替えて過去の年の成績を見たりできます。
1試合や2試合の記録では、正直あまり面白くありません。面白くなるのは、たいてい10試合、20試合と溜まってからです。
だからこそ、面白くなるまでの分を早く貯め始めたほうが得とも言えます。
「途中からだから意味がない」が一番もったいない
今年10試合のうち、すでに7試合が終わっていたとします。
それでも残り3試合を記録すれば、3試合ぶんの記録は確実に残ります。そして来季も続ければ、その3試合は「去年の記録」として積み上がっていきます。
数年続けているチームも、どこかのタイミングで必ず「1試合目」から始めています。
今日から残した記録は、1年後には「去年の記録」になります。
My Successなら途中からでも始められる
My Success は、試合ごとに日付を指定して登録する形なので、過去の日付の試合もそのまま登録できます。シーズンの途中から使い始めても、記録が残っている試合だけ遡って入力する、という使い方ができます。
入力は打席ごとに結果を選ぶだけで、打率・出塁率・長打率・OPS・防御率は自動で計算されます。チーム内ランキングもそこから作られるので、集計のための作業は必要ありません。
無料でチームを作れるので、残りの数試合を試運転に使ってみて、合いそうなら来季から本格的に運用する、という始め方もできます。
まとめ
草野球の成績を途中から始めることについて、押さえておきたいのは次の点です。
- 成績は途中から始めてもまったく問題ない
- 記録が残っているなら、過去の試合を遡って入力してもいい
- 面倒なら、次の試合から始めれば十分
- 残りシーズンを試運転にして、来季から本格運用してもいい
- 完璧な状態を待つより、始めてしまったほうが記録は残る
まずは次の試合から、1試合ぶんだけ入力してみてください。そこがチームの記録の1試合目になります。